西方冗土。

何の気なしに、中島らもを読み返してみた。
らもさんは、
「街を好きになるというのは、街並みがどうとか風土がどうとかいうことではなくて、その街に自分の好きな人たちがいるかどうか、これにつきる。」
と言っていた。

僕は、三軒茶屋が好きだ。

おしらせ。

誠に勝手ながら、
9/6(木)は、
臨時休業とさせていただきます。

申し訳ありませんが宜しくお願い致します。

ポケットに名言を。

明日からちょっと、旅に出てきます。

旅の準備において何よりも重要なのは、みなさんご存知のとおり「どの本を持っていくか」です。これを書いている今現在、スーツケースにはまだ何も入っていませんが、この1週間、どの本を持っていこうかずっと考えていました。

常連のお客さんの中には、プーケットのビーチで寺山修司と浅田次郎を読むという快挙を成し遂げた方がいらっしゃいました。むむ、負けられん、と思いました。

これを機に、昔読んで「あれって、どんなハナシだったっけ?」というような本を再読するということも考え、高橋源一郎の「さようなら、ギャングたち」をぱらぱらと読み返してみましたが、なんとまあ、美しい日本語なんでしょう。
杉浦昭嘉の「原発と拳銃」は、持っていこうと思っていたのに読んでしまいました。朝井リョウ「桐島、部活やめるってよ」も、映画を観た流れで読んでしまい、ちょっとどっぷりした気持ちになってみたりして、楽しい旅の前になんて気持ちになってしまっているんだ!いけないいけない。かといって、「冷静と情熱のあいだ」…なんて、さすがに読む気にもならないし。

そんな折、今日本屋さんで手に取った岸本佐知子の「ねにもつタイプ」。1話目の「ニグのこと」を読み、これだ、と確信。旅に必要なのはこういう本。
あとは、武田百合子の「犬が星見た ロシア旅行」を。いや、ロシアにいくわけではないんだけど。

行ってきます。

夏季休業のおしらせ。

8/13(月)~8/21(火)
まで、
nicolas、夏季休業を頂きます。

宜しくお願い致します。

おしらせ。

誠に勝手ながら、
7/23(月)は、
18:00~
の営業とさせていただきます。

申し訳ありませんが宜しくお願い致します。

おしらせ。

誠に勝手ながら、
7/4(水)は、
18:00~
の営業とさせていただきます。

申し訳ありませんが宜しくお願い致します。

おしらせ。

誠に勝手ながら、
6/24(日)は、
臨時休業とさせていただきます。

なお、
6/19(火)、6/20(水)は、
通常通り連休とさせていただきます。

申し訳ありませんが宜しくお願い致します。

ミッドナイト・イン・パリ。

ウディ・アレン「ミッドナイト・イン・パリ」を観る。
ウディ・アレンは、やっぱり鉄板。そして、パリも鉄板。更に、ナイロン100℃「ノーアート・ノーライフ」を持ち出すまでもなく、パリのカフェやサロンにたむろする芸術家モノも、鉄板。

いつ頃から、「ノスタルジー」という言葉は、悪い意味で使われるようになったんだろう。ノスタルジーを賞賛する気は毛頭ないけど、卑下したり嘲笑したりするものではないと思っている。
芸術が、まだ芸術として機能していた頃では、カフェも、まだカフェとして機能していた。それが今や、文学論や映画論、芸術論を戦わせる場はネットになってしまった。それが悪いことだとは思わない。だってそのほうが断然、便利で効率的だから。ル・シネマで、「ミッドナイト・イン・パリ」の隣りの劇場で上映している「サニー 永遠の仲間たち」は、著名な方にツイートされてから集客が劇的に増えたということだし、そのツイートを見なければ、僕も間違いなく観ていなかった。本当に素晴らしいツールだと思う。だからこそ、それを踏まえた上で、不便で非効率なものへの愛着が一層湧いてしまう、アナログ世代のラストエイジな僕らは、懐古主義として笑われているのかもしれない。

それでも、ネットでやっているそれを、どうせやるならカフェでやって欲しい。酒場でやって欲しい。だって今でも、リアルなカフェの店内では、作家と編集者がお喋りしていたり、ミュージシャンがユーストを撮っていたり、舞台役者がシュークリームを食べたりしているんだから。
僕らの今生きている時代が、あと何十年か経ってから、「2012年、あの頃がやっぱり黄金世代だよな!」と憧れられるとき、今店内にいる彼らはヘミングウェイであり、ピカソであり、ゴーギャンであるのだから。

Le bouquet parfait。

常連のお花屋さんが、今月のパフェー、抹茶とグレープフルーツのパフェーを食べたときに、
「あたし、これの花束つくれる!」
と、興奮気味に連呼していたのですが、なんとほんとにつくってきてくださいました。

食べたときに、インスピレーションが、ピピピと湧いたんだと思います。
nicolasは今まで、
「こういうイベントやるんで、こういうイメージでお菓子つくってきてください。」
と言われる側だったので、ウチのイメージで何かをつくっていただいたのは初めてな気がします。すごい、感激。すごい。いや、ほんとに。パフェの花束は、まさしく完璧な花束。

これからも、なにかをつくる仕事をしている方たちのインスピレーションを、ピピピとできたら嬉しいです。
ありがとうございました。

あ、今月のパフェー、まだの方はぜひ、ピピピしにきてください。

Hemisphere。

アアルトコーヒーの庄野さんが、小さな本をつくられました。
http://aaltocoffee.com/news1.htm
本や音楽やコーヒーの小冊子。

実は、僕も少し、文章を書かせていただきました。
来週あたりから、nicolasでも販売する予定です。
840円です。 CD-R付きです。

よかったら、お手にとってみてください。