柴崎友香×勝井祐二『かわうそ堀怪談見習い』

柴崎友香×勝井祐二『かわうそ堀怪談見習い』

“行方不明になった読みかけの本、こっちに向かってきているはずなのにいっこうに近くならない人影、いつもの道に現れる不思議な生き物・・・。”

小説家・柴崎友香さんの最新作『かわうそ堀怪談見習い』の刊行を記念して、柴崎友香さんの朗読と、音楽家・勝井祐二さんのヴァイオリンのセッションをおこないます。

日時:2017年5月5日(金)開場:18時30分 開演:19時
会場:nicolas(世田谷区太子堂4-28-10鈴木ビル2F)
料金:3900円(nicolasの前菜&パスタ&デザート&1ドリンク付き)
定員:18名さま
出演:柴崎友香(朗読)、勝井祐二(ヴァイオリン)

誰かが不在の場所、残された気配、忘れていた記憶、残響。見えないものを見つめるということを、声と音楽のセッションで目の当たりにして頂けたらと思います。

ここでセッションを体験しているとき、他の場所にわたしはいない。

柴崎友香さんと勝井祐二さんのセッションはこれで2回目です。

柴崎さんは、勝井さんが中心メンバーであるROVOが日比谷野外音楽堂で毎年開催している「MDTフェスティバル」通称“宇宙の日”の2008年5月5日の模様を、短篇小説『宇宙の日』として描いています。

前回はその『宇宙の日』のセッションも行いました。言葉が音楽と絡まって、現実とフィクションが入れ子になって、“宇宙に行けるなあ”と感じました。

この機会にぜひご体験ください。

ご予約:下記メールアドレスに必要事項を明記しメールをお送りください。

ignition.gallery@gmail.com

件名「柴崎友香×勝井祐二『かわうそ堀怪談見習い』



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柴崎友香

小説家。2000年に初の単行本「きょうのできごと」を刊行(2003年に映画化)。
2007年「その街の今は」で織田作之助賞大賞、芸術選奨文部科学大臣新人賞、咲くやこの花賞、
2010年「寝ても覚めても」で野間文芸新人賞、2014年「春の庭」で芥川賞受賞。
小説「わたしがいなかった街で」「パノララ」「ビリジアン」エッセイ集「よう知らんけど日記」など著書多数。

勝井祐二(音楽家/ヴァイオリニスト)

ROVO . KOMA . TWIN TAIL . DRAMATICS . 勝井祐二 × U-zhaan . FISHMANS . などのバンドやユニットと、ソロや様々な音楽家との即興演奏で、エレクトリック・ヴァイオリンの表現の可能性を追求し続ける第一人者。
1996年、山本精一と「ROVO」結成。バンド編成のダンスミュージックで、90~00年代以降のオルタナティブ~野外フェスティバルのシーンを牽引した。ここ数年は毎年タイを訪れ、現地のバンドに加わってタイ国内をツアーするなどの交流をしている。

企画:熊谷充紘(ignition gallery)