おしらせ。

11/30(水)は、
17:00~
の営業とさせていただきます。

申し訳ありませんが宜しくお願い致します。

ノーアート・ノーライフ。

ナイロン100℃のお芝居「ノーアート・ノーライフ」を観劇。パリのカフェ(酒場)に集まる、うだつの上がらない芸術家気取りの男たちの物語。これは観ない訳にいかない。

「音楽も映画も芝居も、相対的な価値しか与えられようがない」「(曖昧な物差しばかりの世界で)世の中の評価と自分との間でもがき続ける」という内容のケラさんの言葉が折込のチラシで入っていて、図々しくも共感してしまう。「お客さんのニーズと、自分たちがやっていることは合致しているのか」ということ。迎合するのか、貫き通すか、のバランス。

そして劇中での、芸術家の、他の芸術家に対するリスペクトにも共感してしまう。他の分野の芸術家に敬意を抱くとき、自分の中にある芸術家気質を再認識する。「ジャンルは違えど、僕はあなたの苦悩を理解できます」という気持ち。まあこっちはそんな上等なもんじゃないのだけど。
それでも、誤解を恐れずに言えば、飲食業の人間も皆、自分のことを芸術家だと思っている。何を媒体として自己表現をし、お客様からお金を頂戴しているかの違いだけ。僕らはみんな芸術家気取りだし、そしてそうあらねばならない、そんなプライドにしがみついている。「おいしい」という、なんとも曖昧な評価を求めて。

かなり笑えて、そして、少し泣きました。

あ、あと、舞台の床。nicolasの床と一緒ですよ。で、BGMはゲンスブール。やっぱパリのカフェって言ったらこれなんだよ。うだつの上がらない芸術家気取りがくだを巻く店。ああ、そんな店になりたい。いや、むしろそんな店でくだを巻きたい。そんな店でくだを巻く芸術家気取りのダメな奴等の、なんと魅力的なことよ。

うっかりにもほどがある。

近所に好きな居酒屋があります。
もちろんお料理は手がかかっていて、食材も素晴らしくておいしいのだけど、食べたい何かを目指してそこにいくのではなくて、そのお店に流れている空気に同化しにいく、というか。食事をしにいく呑みにいくというよりは、体感しにいく感覚というか。大将とお喋りできればうれしいけど、できなくても別にいい。それで、おすすめの何かをつまんで、ちょうどいい感じになってたのに、「今日北海道から珍しいの入ってるよ」とか言われて、ついうっかり「じゃ、それ、お造りでください」みたいなことになって、「次回はあれ食べよう」なんて言いながら帰るのだけど、次のときにはもう忘れてる。

オープンして間もない頃に(て、まだ間もない頃ですが)、
「テイクアウトしようと思ってきたけど、お店がいい感じだったからコーヒーも飲んでくことにしました」
というお客様がいて、この「ついうっかり」感がすごく嬉しかった。
一服しにコーヒーを飲みに行ったらついついケーキも食べてしまった。
本を読もうと思ってたのにうっかりワインを飲みすぎて酔っぱらってしまった(こんなはずじゃなかった)。
店でかかってる音楽がよくて、「これなんて人ですか?」って聞いてCD買って気付けばうっかりライブにまで行ってしまった。

そんな、理想的なお店に、ついうっかりなれたらいいなと思います。いや、ついうっかりじゃなれないな。

さよなら、バイバイよ。

北杜夫さんがお亡くなりになったそうです。

「船乗りクプクプの冒険」が好きでした。ジャケ買いしてちゃんと読んでない「高みの見物」を近々読もうかと思います。

素敵な日本語がどんどん無くなっていってしまうようで、なんだか寂しくなります。

まともに人に伝える気がない言葉が散乱していて、まともな読解能力がなくてそれを鵜呑みにする。近頃は、どうやらそんな世界が主流のようです。自戒も込めて。

さよなら、バイバイよ。

おしらせ。

おしらせばかりですみません。

10/15(土)は、
14:00~18:00
の営業とさせていただきます。

申し訳ありませんが宜しくお願い致します。

水玉。

ただ今、ワタリウム美術館にて「草間彌生展」が開催中です。
http://www.watarium.co.jp/

この期間中、ミュージアムショップ「オン・サンデーズ」に併設のカフェで出している水玉ケーキ(週末限定)をnicolasで作らせていただいています。

草間彌生展を見て、そのあとはカフェでお茶をして、ケーキを食べたりしてみてください。
あ、水玉のシャツなんか着て、ぜひ。
あ、こっそり靴下が水玉、とか。

おしらせ。

nicolas、10月前半の営業時間のおしらせです。

10/8(土)は、
14:00~16:00
10/12(水)は、
16:00~24:00
の営業とさせていただきます。
10/11(火)は定休日です。

申し訳ありませんが、宜しくお願い致します。

うっかりして甘いお茶を飲む。

久しぶりに川上弘美を読む。

昔は何かと言うとハードカバーが欲しいものでしたが、やっぱり文庫派になってきました。文庫は、巻末の解説を誰が書いているかが結構楽しみだったりします。購買意欲が、ぐん、と。帯より解説。川上弘美や高橋源一郎が、帯や解説書いてるだけで読んでみた作品なんてどれだけあることか。

川上弘美はブラインドテイスティングができる数少ない作家だと思います。久しぶりに読んだけど、川上弘美の文章はやっぱりよい。本当によい。似たような文体の作家さんは数あれど、作家名を伏せて読んでも「これは川上弘美です」と特定できる、気がしている。
書き出しの一文もそうですが、おそらく、読点、が、いいんだと思う。

ぱっと見、うっかりナチュラル系に分類されがちだけど、そこにはちゃんとお酒やタバコや、神格化なんてされていないありきたりな恋の気配みたいなものがあり、健全すぎない、いやらしさがある。

川上弘美みたいな店、いいな。

そういえば、昔なにかの雑誌で読んだ川上弘美の「桃サンド」の話がすごく好きだったのだけど、あれって本になってないのでしょうか。もう一度読みたい。

ぼくはおうさま。

おしらせ。

nicolas、9月の定休日のお知らせです。

9/21(水)は第3水曜日ですが営業いたします。
9/28(水)お休みをいただきます。

火曜定休は通常通りです。
申し訳ありませんが宜しくお願いいたします。